月を狩る者狩られる者
朔夜が可愛い。
でもそんなこと言ったら怒るかな?
「思ったことや言いたいことは、その時のうちに言うことにしたの」
私はいたずらっぽく言った。
だって、死んじゃったら何も伝えられないでしょう?
だから後悔しないように、生きているうちに伝えたいことは伝えるの。
そう思ったら、何だか解放的になった。
素直になって、私自身余裕が出来て。
今なら何も怖いことなんかない。
これも強さなのかな?
だとしたら朔夜。
この強さも貴方がくれたものだよ。
私は、感謝と愛しさを込めて朔夜に微笑んだ。