月を狩る者狩られる者
「この間も朔夜に拭ってもらっちゃったりして、物凄い恥ずかしかったわ」


この間……もしかしてあの時?


私が初めて朔夜のことで嫉妬してしまったとき……。



たしかあの時は朔夜が沙里さんの唇に触れてて……。


ってことはあれ、唇についた血を拭ってただけだったの?

なんだ……。


ホッと、した……。


「安心した?」

「え!?」

言い当てられ、ドキリとしてしまう。
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