月を狩る者狩られる者
「体力有り余っているからな。……今夜は寝かせない」

そのまま顔が近づいてくる。


それだけでも気を失いそうなのに、朔夜はとても熱く、濃厚なキスをしてきた。



意識を保つのは、もう無理だった――。



……

…………



「…………あれ?」


気が付くと、そこは朔夜のマンションのベッドルームだった。

見慣れた天井を見つめながら、どうしてここにいるのか考える。
< 286 / 421 >

この作品をシェア

pagetop