月を狩る者狩られる者

スゥ……と意識が浮上し、私は目蓋を開いた。


真っ先に見たのは朔夜のあどけない寝顔。



綺麗な朔夜の顔は、眠ると無防備な子供のように可愛かった。


本人にそれを言うと怒るから、これは私だけの秘密。




昨夜、窓辺で愛された後もベッドに移動し何度も抱かれた。

正直数えるのが怖いほど……。


私自身、よく途中で気を失わなかったなぁと思う。


それに昨日の朔夜は少しおかしかった。
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