月を狩る者狩られる者
一ヶ月ぶりの朔夜の肌。
一ヶ月ぶりの朔夜の体温。
それがとても愛しくて……嬉しくて……。
私は泣いてしまった。
「どうした? 辛いか?」
優しく聞いてくる朔夜に、私は頭を横に振った。
「ううん。違うの……嬉しくて……。朔夜、好き。好きで、好きすぎて……」
そこで私は朔夜にキスをした。
言葉はいらない。
この口付けが、全てを伝えてくれると思うから。
だから私達は何度もキスをした……。