月を狩る者狩られる者
 

一ヶ月ぶりの朔夜の肌。

一ヶ月ぶりの朔夜の体温。



それがとても愛しくて……嬉しくて……。

私は泣いてしまった。


「どうした? 辛いか?」

優しく聞いてくる朔夜に、私は頭を横に振った。


「ううん。違うの……嬉しくて……。朔夜、好き。好きで、好きすぎて……」

そこで私は朔夜にキスをした。


言葉はいらない。

この口付けが、全てを伝えてくれると思うから。



だから私達は何度もキスをした……。




 
< 403 / 421 >

この作品をシェア

pagetop