月を狩る者狩られる者
 

朔夜、この指輪買いに行ってたんだね……。


だから一人で行っちゃったんだ。

と納得した。


でもその考えも、さらに私を熱くする朔夜の手によって、記憶の海に沈んでいく。


「さくやぁ……! もう、朔夜のことしか考えられない!」

「俺は、もうずっと前から……お前のことしか考えられなくなってる」


そんな会話を続けながら、私達は一つになる。



そう、何度でも……。

 
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