月を狩る者狩られる者
「それにしても、朔夜まだこの辺りにいたんだね……」

佐久間さんは突然懐かしそうに言った。



やっぱり知り合いなのかな?


ついでだし、聞いてみることにした。

「朔夜と……知り合いなんですか?」

「ん? ああ……初めて会ったのは私が二十歳のころだったかな。最後に会ったのは私がここの部長に就任した時だ。もうかれこれ十年以上会ってないよ」


……ん?


「ちなみに佐久間さんが部長に就任したのっていくつの時ですか?」
 
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