月を狩る者狩られる者

朔夜って、本当は何歳なの!?

ここまでくると本気で気になってきた。


「そんなに気になるんだったら、朔夜に直接聞いてみると良いよ。答えてくれるかは分からないけどね」

「……そうしてみます」

佐久間さんも知らないというのだから、それしか方法は無いだろう。

実際に聞いたとしてもちゃんと答えてくれるかは怪しいところだけれど。



「とにかく、協会側からは頑張ってとしか言えないね」

話を戻して改めて言われた。


「そうですか」

私は力無くそう答える。



「あ、そうだ。朔夜がいるなら君に頼もうかな、あの事件」

突然思い出したように佐久間さんが手をポンと叩いた。
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