月を狩る者狩られる者
「あの事件?」
私はいぶかしみながら繰り返す。
「ああ、ちょっと変な事件でね。今までの犠牲者は三人。皆女性なんだが……」
いったん言葉を濁す佐久間さん。
でも、意を決したように話を続けた。
「皆、血液を致死量ギリギリまで吸われてて……そして吸い跡以外にもキスマークがあったんだ」
「吸い跡以外にもですか?」
「そう。別に強姦されたわけでも無いのにいたるところにあるんだよ。ただ奇妙なのは、三人共両手両足、あと心臓の辺りにやけにはっきりと跡が残っている事だね」
ドクンッ
心臓が跳ねた。
見つけた……。
私はいぶかしみながら繰り返す。
「ああ、ちょっと変な事件でね。今までの犠牲者は三人。皆女性なんだが……」
いったん言葉を濁す佐久間さん。
でも、意を決したように話を続けた。
「皆、血液を致死量ギリギリまで吸われてて……そして吸い跡以外にもキスマークがあったんだ」
「吸い跡以外にもですか?」
「そう。別に強姦されたわけでも無いのにいたるところにあるんだよ。ただ奇妙なのは、三人共両手両足、あと心臓の辺りにやけにはっきりと跡が残っている事だね」
ドクンッ
心臓が跳ねた。
見つけた……。