【完】あたしが君を守るから
メイクや、髪をアレンジするのを苦手だったから、桃さんに手伝ってもらった。
山吹色の生地に黒の水玉模様のバレッタで、まとめた髪。
チケットを貰ったあとに、またあの凄い速さで色々なショップを回った。
1番大事な誘う人のことを聞くと、
『誘う人? 夏目くんでいいじゃない。写真で見たけど、格好いいし』
バシバシと背中を叩かれた。
絶対に見た目しか見てないよね...。
中身こんなに最悪なのにっ!(
「歩ちゃん可愛いっ」
この声は...。
ゆっくり振り向くと、微笑む姿があった。