【完】あたしが君を守るから




「アイツ、絶対シメる」



それだけ言って、またイスに座りプリントをいじる。



そんなこと出来るわけないくせに。



心の中で椎に突っ込む。



そしてまた、不服そうに呟く。




「テストって何だよー」



「どんなに溜息ついたって、テストはなくならないの。諦めて勉強しなさい」



「えー...」



グダグダして、一向に勉強する気配なんかない。



さっきから椎がイヤがっているテスト。



どこの学校にもある中間テスト。



この間体育祭が終わった。




楽しい行事があったあとには、辛いことが待ってるって言うでしょ?





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