あやまち
「悠亜、着いたよ」
窓から外を眺めていたはずなのに、意識が別のところにあったからか、景色が全然見えていなくて、麻希のアパートに着いていたことに、全く気付かなかった。
麻希に促されるままに車から降りて、アパートの部屋に入った。
「凄く涼しいね」
留守にしてる間に、部屋はすぐに熱気でこもってしまうこの季節。
なのに、部屋に入ったとたん、気持ちのいい冷気がすーっと肌を撫でた。
「すぐに戻ってくるつもりだったから、エアコンを付けたまま悠亜を迎えに行ったんだ」
「そうだったんだ」
車だと往復で30分くらいだから、付けっぱなしでも問題ないもんね。
「とりあえず、その辺に座ってて」
そう言って麻希は、キッチンへお茶を取りにいった。
窓から外を眺めていたはずなのに、意識が別のところにあったからか、景色が全然見えていなくて、麻希のアパートに着いていたことに、全く気付かなかった。
麻希に促されるままに車から降りて、アパートの部屋に入った。
「凄く涼しいね」
留守にしてる間に、部屋はすぐに熱気でこもってしまうこの季節。
なのに、部屋に入ったとたん、気持ちのいい冷気がすーっと肌を撫でた。
「すぐに戻ってくるつもりだったから、エアコンを付けたまま悠亜を迎えに行ったんだ」
「そうだったんだ」
車だと往復で30分くらいだから、付けっぱなしでも問題ないもんね。
「とりあえず、その辺に座ってて」
そう言って麻希は、キッチンへお茶を取りにいった。