私が恋愛しない理由。




「……。」





「とりあえず座れ」





そうやって引っ張って来られたのはひと気のないロビーの椅子。








「ねえ…なんで…?」



「いや別に。だっておまえ泣きそうな顔してたんだもん」










ああ…バレてたんだ。


それと同時に涙腺が緩んできてさっきから溜まっていた涙が頬を伝ったのがわかった。



山本ってやっぱりなかなかのジェントルマンね。
< 35 / 69 >

この作品をシェア

pagetop