私が恋愛しない理由。









「ならあしたのプロム、わたしと行かない?」











「いいよ」






不敵に微笑むわたしに一瞬驚きながら返事をした。






めんどくさいのはごめんだけどさすがにプロムに独り身で乗り込めるほど勇気ある人間でもない。












じゃ、明日の4時校門な。

それだけ言い残して山本は去っていった。






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