【完】彼氏捨てます!part1【番外編更新中】



ゆっくりゆっくり歩いてるのに




「ハァハァ…っ」




息が上がる…





電柱に寄り掛かって休んでいる間にも雪の量はドンドン増えて行き頭と肩に雪が積もり始めた





歩いて帰ることを断念してタクシーで帰ろうと




「っ…タクシー……」



歩道から手を上げるけどタクシーはなかなか停まってくれない



それでも諦めずに手を上げ続けるけど



停まってくれる気配はない、



「もぉ…ダメっ……」




歩道にしゃがみこんだ



クリスマスに過ごす相手もいなくて孤独な上に体調が悪い可哀想な女に手を差し伸べてくれる優しい人間はいないの…?







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