白いジャージ8~先生と熱い想い~
「初めまして!宮崎京子です。新垣先生には本当にお世話になって、何度お礼を言っても足りないくらい助けられてます!」
深々と頭を下げた宮崎さん。
この子がいじめをしていたなんて想像もつかない。
「この後、出場するんですよね?優勝目指して頑張ってね」
「あ、はい!!てか、先生の奥さん、超キレー!!みんなびっくりするんじゃない?」
「照れるなぁ」
と先生は頭をポリポリとかいた。
私は嬉しいけど恥ずかしくて、隣で黙ったまま先生と宮崎さんの会話を聞いていた。
「先生のこと好きな生徒がいても、こんなかわいい奥さん見たらあきらめるよ。絶対!だから、絶対優勝してね!!」
「そうかな。ありがとな!!」
宮崎さんと先生を見ていると、本当に胸が熱くなる。
2年になった頃には想像もできなかった“今”がある。
本当に、良かったね。
先生も頑張ったし、宮崎さんも戸村さんも頑張った。
「あ、さやか!こっちこっち!」
宮崎さんが手をあげた先にいたのは、戸村さんらしき女の子。
先生の言っていた通り、宮崎さんと戸村さんはとても似ていた。
髪型も、髪の色も、化粧も・・・・・・雰囲気も似ている。