IMITATION LOVELESS -Remember-
カーテンが閉められ、扉にも鍵がかかった状態の優夜と刹那の部屋。
部屋を照らすはずのシャンデリアは使われていない。
日が沈む時刻だが、生憎の雨で夕日は見えない。
部屋の中では雨音と三人の吐息しか聞こえない。
ソファーや床に脱ぎ散らかした服に、交わる影が映る。
「ゆう…や……、まだ……ダメ…ああぁ…」
「ダメじゃないでしょ…? ほら……本当のコト、言ってごらん…?」
優夜は汗ばんだ一糸纏わぬ憐の背中に自分の素肌を重ね合わせながら囁いた。
身体中に伝わる甘い痺れに憐は涙を流す。
「……っあ、もっと…強く…シて……」
「よくできました…」
「ひゃあぁ…!」