IMITATION LOVELESS -Remember-


メイドたちのお説教が終わり、三人は部屋への廊下を歩いていた。

憐が大きなため息をついた。


「…もぅ、二人が離してくれないから 怒られちゃったよ…」

「俺達だけのせい?」

「随分と冷たいな」


憐は少し怒った顔で二人を見上げる。

"ム…"という顔をしている憐は太股の間に手を挟み、もじもじしていた。

水分を含んだスカートが太股に張り付き、気持ち悪いのだろう。

太股から剥がそうとしているが、水を沢山含んでいる極短なレーススカートは憐の太股に張り付き、離れない。


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