キミという名のサンタさん
結局、どうしたら“その気”になってくれるのか分からず、何もできないまま時が過ぎてしまった。
時は終業式。
2学期最後の日。
「くぅちゃーん」
「唯もあたしみたいに云っちゃえばいいのよ」
くぅちゃんは、前に屋上で高橋君と二人きりになったときに、クリスマスに遊ぶことを指そうと同時に勢いで自分の気持ちを云ってしまったらしい。
そして、めでたく現在2人は付き合っている。
メニュー