大切なもの
「じゃ、帰るか。送る」
「えっ!?さすがにダメ!樹試合で疲れてるのに私の話聞いてくれたんだもん!
今日は私が送るっ」
いつもの沙和に戻って、よかった。
それに、やっぱり予想外のことばかり言うこいつに笑ってしまう。
「つーか、こんな可愛いやつになにかあったら俺、嫌だ。
俺、仮にも彼氏だし。大事な彼女送るの普通だから。
黙って送られろ」
「ありがとう…」
冗談とか、そんなんじゃなくて。
本当に、沙和になにかあったら。
そう思うと…本当、嫌なんだ。
だから、これは…ある意味、俺のわがまま。
「えっ!?さすがにダメ!樹試合で疲れてるのに私の話聞いてくれたんだもん!
今日は私が送るっ」
いつもの沙和に戻って、よかった。
それに、やっぱり予想外のことばかり言うこいつに笑ってしまう。
「つーか、こんな可愛いやつになにかあったら俺、嫌だ。
俺、仮にも彼氏だし。大事な彼女送るの普通だから。
黙って送られろ」
「ありがとう…」
冗談とか、そんなんじゃなくて。
本当に、沙和になにかあったら。
そう思うと…本当、嫌なんだ。
だから、これは…ある意味、俺のわがまま。