北極星の約束
「別に俺ら、暇だからぶらぶらしてただけやけど?
なぁ、颯」



「ああ」


颯は少しぶっきらぼうに答えた。


「じゃあ、カラオケでも行かへん!?4人で」


「「え」」



冬の提案に、鈴と颯の声が重なった。



「なに、颯嫌?」

「鈴も嫌?」



「や、別にいいよ」

颯が言ったので、鈴もそれにうなずいた。



そのまま4人は、近くのカラオケボックスに入った。








カラオケボックスに入ったものの、

鈴と颯は全く歌わなかった。



「鈴と颯くん、全然歌わんやん。


どうかしたの?」




そんな2人を心配して、冬は2人の顔を覗いた。


「冬、こいつもともと、あんま歌わんのやって」



「そうなん?

でも、鈴はいっつも、誰よりも歌っとるやん。


今日どうかしたん?」
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