北極星の約束
「あ、奏咲くん。


鈴たち、2階にいるよ」



「お邪魔します」



相変わらず颯は無愛想だ。






「颯くん来たよー」

冬と颯は鈴の部屋に入った。



「これ」



颯は鈴に、コンビニの袋を差し出した。



「な、なに?これ」



中を見ると、スポーツ飲料とヨーグルトが入っていた。



「大輝に、頭痛悪化したって聞いた」



「あ、ありがとう…」



「なんやお前、



俺が風邪引いたときなんか、
俺ん家来るだけで何もしねーくせに」



大輝が少し拗ねているのには見向きもせず、



颯は続けた。



「俺らいて、大丈夫なん?」



「だ、大丈夫やよ。
午前中いっぱい寝たし、
冬たちいてくれた方が安心するもん。



それより、わざわざ来てくれてありがと」



鈴が微笑みかけても、颯は表情を変えなかった。



「昨日、顔色悪かったし。

昨日より悪いって言っとったから」
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