24時間プロデュース【完】
着ていた服を素早く脱いでワンピースの袖に腕を通す。
ああ、この感じ、何年ぶりだろう。
一着目は赤と白のボーダーマリン風のワンピース。
くるりと回って、鏡の前で姿を確かめる。
…これなら、まあ大丈夫かなぁ?
裾が捲れていないか確認した後、そろりと後ろに向き直りカーテンに恐る恐る手を掛ける。
このカーテンを開けると、すぐ目の前には架がいる。
当たり前の事なのにドキドキする。
架は可、可愛いって言ってくれるって言ったけど…
実際見たら似合って無くて苦笑いされるかも知れない。
それに、可愛いって言ってくれたとして――
ど、どうしよう!
そんな事言われ慣れて無いし、反応に困ってしまう。