24時間プロデュース【完】
どちらにしろ結果に不安要素が付いている事に気付いたあたしは
カーテンを少しだけ開けてみたり、閉じてみたりを繰り返した。
すると
「いちるー着替えた?」
外からは試着を待つ架の声が。
ううっ、このまま架に見せないで服を着替えてしまいたい…!
一瞬そんな考えが脳裏を過ぎって、
でも見せないと架がっかりしちゃうかな…
なんて気持ちもあって
カーテンをちょこっと開けてみたり
また閉めてみたりを何回か繰り返していると。
「もーいい加減覚悟決めろっつの!」
そんなあたしの思惟に気付いたのか次の瞬間、
「あっ!」
シャッ…
気持ち良い位のスライド音と共に目の前のカーテンが架の手によって開けられた。
それは一瞬の事で。