24時間プロデュース【完】




どちらにしろ結果に不安要素が付いている事に気付いたあたしは


カーテンを少しだけ開けてみたり、閉じてみたりを繰り返した。


すると


「いちるー着替えた?」


外からは試着を待つ架の声が。


ううっ、このまま架に見せないで服を着替えてしまいたい…!


一瞬そんな考えが脳裏を過ぎって、


でも見せないと架がっかりしちゃうかな…


なんて気持ちもあって



カーテンをちょこっと開けてみたり
また閉めてみたりを何回か繰り返していると。



「もーいい加減覚悟決めろっつの!」


そんなあたしの思惟に気付いたのか次の瞬間、


「あっ!」


シャッ…




気持ち良い位のスライド音と共に目の前のカーテンが架の手によって開けられた。



それは一瞬の事で。




< 158 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop