24時間プロデュース【完】





走る子供の後ろに付いて回る影をぼんやりと眺めていたら、不意に架に肩を叩かれた。



「最後にあれ乗っとく?」


架の指差す先には大きな観覧車。



………!



「…うん!」


小さく笑うと、観覧車へと歩みを進めた。



乗り場に着くとそんなに混んで無いらしく、すぐに案内された。



『椅子から立ち上がったり、揺らしたりなさらないようお願いします。

それでは行ってらっしゃいませー』


係員さんの笑顔と共に観覧車の扉が閉められる。


赤色の観覧車は揺られながら、ゆっくりと上を目指して昇って行く。


「そう言えばさっき乗ったスカイサイクリング!

あれ凄く怖かったんだからね!」


架と向かい合わせに座り、膨れっ面をした。




< 242 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop