24時間プロデュース【完】





「そんなに怖かった?」


「あのねぇ…」


“何の事だか”とけろっとしている架に少しだけ怒りが沸き上がった。


本当に怖かったのだから。


と言うのも、スカイサイクリングと言うのは
空中にレールが作ってあって、それを二人横並びの自転車で“ゆっくり漕いで”目下に広がる景色を楽しみながら進んで行くと言うアトラクションなのだが。


事もあろうか架は

“どうせなら、あれに追い付いてやろうぜ!”

と遥か前を進んでいる自転車を指差し
高速でペダルを漕いだのだった。


当然、自転車は急スピードでレールを進んだ。


レールは結構細くて自転車の幅よりも狭いので
足元が心許無かった。




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