24時間プロデュース【完】




それを話してくれた時の真剣な架の目、今でも忘れてないよ。


あの時、想ったんだ。


ああ、この人は誰に何を言われても

きっと自分の信じるものを大切にして意思表示していく事を畏れない人なんだって。


もし誰かの言葉で未来が開けると言うのなら。

あたしにとってきっとそれは架だった。


そう思い切ってしまえる位に

とても素敵な考えを持った人。



「俺、いつの日かいちるに会えたら伝えたい事があって。
それに渡したい物があったんだ」


「え、何?」


何だろうか。


「またお高いネックレスとか言うんじゃ無いでしょうね?」


「違うよ、まだあの時の事引きずってたのかよ」


ゔ。


「じゃあ何よ、ワンピース?」


「ぶぶーっ、それもハズレ」


予想が悉く外れて気分が良いのか
架はにやにや笑っている。



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