白緑蝶"ever since【続】
だって、この私を抱くのは
ソラじゃない、テオさん。

私はテオさんの裸身、その
胸にうっとりと頬を寄せて
いたの。

私の、バカーーー。

「ユラ、おはよう」

テオさんは、また、あの
にっこりスマイルを見せる。

私は、テオさんから離れ
眠るソラの元へと急ぐ。

その時、私は誤って床で眠る
ソラの足を思いっきり踏んで
しまった。

布団の上に座り込む私。

「痛い、いてて・・・」

上体を起したソラは、右手の甲
で目を擦る。

「ごめん」

立ち上がろうとした私を、抱き
しめるソラの左腕。

背中に感じる愛しい人の温もり

「どうして、テオさん
 貴方がここに居るの?
 
 ソラの部屋に・・・

 いったい、いつから居るの?
 まさか・・・」

「ユラ、何だ???」
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