嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
確かに蓮也の仕事は命を掛ける大変な仕事でそれなりに覚悟は必要だと思っていたけど、でも…結婚の犠牲になってる気がして申し訳なく思っちゃう
蓮也…頑張ってたのに。私、特殊部隊の事全然詳しくないからよくわからないけど…蓮也は隊長候補の一人だって聞いた事ある
なのに、辞めちゃうなんて…
「里桜、いつまでしょげてんだ。その顔、緩めてやろーか…?」
「え……っ!?な、何してっ」
蓮也は耳元で低く囁くと、不意に私の足へとそろっと触れた。思わずビクッと肩を縦に揺らす私を見てククッと笑う蓮也
……わざとだ。