恋する猫は、月の下~母さんの昔話~
その夜、リクはおかみさんに激しい怒号を浴びせられ

一晩中、倉の中に閉じ込められました。


縁談の報告で、遠方の親戚に挨拶に行っている清汰は

あと数日は帰ってきません。


リクは暗闇の中で、清汰が自分を助け出してくれる夢を見ました。

都合の良すぎる夢だとわかっているのに
なぜか、本当にそんなことがあったような気がして、なつかしくなりました。


そして、清汰を想えば想うほど、気持ちが連鎖反応のように、次々と溢れました。

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