恋する猫は、月の下~母さんの昔話~
お屋敷の中でも一番猫を可愛がってくれたのは

主人の息子で清汰(セイタ)という青年でした。

猫は日当たりのよい清汰の部屋が大好きで、いつも彼の部屋にいました。


清汰は猫を可愛がり、部屋でご飯を一緒に食べたり、昼寝をしたり

寒い夜は一緒の布団で眠りました。
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