運命の、その場所で
「ごめん!ごめんって…ハハハ。」
「笑ってるじゃんか!」
目に少し涙を浮かべてる彼の顔を見て、私は少し怒りながらそう言った。
「ごめんって!悪い…俺、笑うと止まらないから。」
「はぁー…もいいよ。」
なんか、呆れてきた…
こんなに笑うヤツ…いるなんて…
数分して、やっと笑いもおさまったのか、静かな公園が戻ってきた。
「で…なんだっけ?タイミングがないんだっけ?」
「そう。いつまでも笑ってるから…
話しが読めなくなっちゃったじゃんか!!」
「アハハ。ごめんごめん!」
またちょっと笑い出して、
またこの繰り返しか~って思ってたら以外にもスグに笑いは収まった。
「タイミングがないなら、今言えばいいじゃんか。」