私たちの恋模様
崇之side
高2になってクラス替えがあった。
クラス発表の掲示を見た時、自分の名前のすぐ下に大翔の名前を見つけた。
大翔とはガキのころからよく遊んでいて、世にいう″幼馴染み″という関係だ。
喧嘩早くて周りの大人達から要注意対象にされてた俺と飽きもせず一緒にいてくれる貴重な存在。
「また一緒かよ。」
俺と同じことを思ったらしい。
「記録更新だな。」
「小3からだから、…9年目か。」
「だな。」
「普通仲良いと離されるだろ?俺らはセット売りなのかってくらいだな。」
「俺の保護者役なんじゃね?」
「引き立て役の間違いだろ。」
教師相手にも好き勝手やってる俺とは違い、大翔は信頼が厚い。
クラス発表の掲示を見た時、自分の名前のすぐ下に大翔の名前を見つけた。
大翔とはガキのころからよく遊んでいて、世にいう″幼馴染み″という関係だ。
喧嘩早くて周りの大人達から要注意対象にされてた俺と飽きもせず一緒にいてくれる貴重な存在。
「また一緒かよ。」
俺と同じことを思ったらしい。
「記録更新だな。」
「小3からだから、…9年目か。」
「だな。」
「普通仲良いと離されるだろ?俺らはセット売りなのかってくらいだな。」
「俺の保護者役なんじゃね?」
「引き立て役の間違いだろ。」
教師相手にも好き勝手やってる俺とは違い、大翔は信頼が厚い。