苦く甘い恋をする。
でも次の瞬間それは、長谷川くんの唇に変わった。


な……な……何、コイツ……。


ここ、会社だし。


この時間にここを通る人は少ないだろうけど、それでも絶対皆無じゃないし。


こんなところ、人に見られたら、どうすんのよ!!


なおもキスを続ける長谷川くんの行動に苦慮して、私は長谷川くんの唇を噛む事にした。


「……って!!」


案の定、私から身を起こす長谷川くん。
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