苦く甘い恋をする。
「納得。
おまえと遥ちゃんじゃ、月とすっぽん」


「……はぁ!? 何ソレ!! 
……ってか、誰、ソレ!?」


そんな私の疑問の言葉を軽くスルーして、長谷川くんは会議室を指さしながら、私にひとつウインクを落とした。


「来いよ。
おまえだけには、教えてやる」
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