†蝶龍†―2―

「でも、なんでこんなことを?」


「だって、暇だったから」



にこっとして言うと、呆れた・・・と言われた。


失礼ね。そう思わない、あー。


―そうね。あげは、ここで私の事言わなくていいのかしら?


そうだね、言っておこうか。というよりも、紹介するって感じじゃない?


―ふふっ、どっちかと言うとそうね。それよりもあげは、話し方が私みたいになってるわよ。


そうかも。私、口調がコロコロ変わるのよね。自分でもわからないけど。


「おーい、あげは?戻ってきてよ~」



あ、未来が私の目の前で手を振って顔を覗きこんできた。


「あぁ、ごめんなさいね。あーと話してたの」


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