†蝶龍†―2―
「よく分かった。お前が居ても、あげはにはなんの害もないんだよな?」
「そうよ、鈴。でも私はこの子より優しくないの。考えている事は同じでも、私には感情がない」
「だから、手加減が聞かないの、ほとんどね。だから、あまり私は出てこない」
言い切ると沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのが、
「それでも俺は、総長に付いていきます。あげはさんが総長だからこそ俺は、この蝶龍にいるんです」
時期幹部候補の野間陽(アキラ)だった。
「そうですよ、総長!!俺等はあげはさん達に憧れて、この世界に、蝶龍に入ったんですから!!」
「だから、そんなこと位で離れませんよ、俺等は!!」
次々に掛けられるたくさんの言葉。なんて、暖かいのだろ……。
ねぇ、あげは。私はなんとしても守るわ。
この蝶龍のメンツたちも皆まとめて、守ってみせる。
―あーSIDE―終
