Signs Of Love【クリスマス短編】
「お、かわいい服着てんじゃん!」
先輩とクリスマスを過ごせるかも…
約束もしてないくせに、そんな淡い期待を抱いて。
昨日、天皇誕生日の祝日にデパートはしごして買った服をほめてもらって、少し嬉しくなった。
まあ、約束はしていないけど。
いつもみたいにちょっと残業した流れでサラッと「ちょっとご飯でも」って誘えばいいかなって思って。
「頑張ってね!」
そう言いながらポンってあたしの背中を叩くさっちゃん。
そんな、さっちゃんが着ているのも、とってもかわいい服。
でも、あたしと違うのは。
さっちゃんは今日、大好きな彼と過ごせるっていう、確かな約束があるっていうこと。
さっちゃん頑張ったもんね…
頑張って幸せつかんだもんね。
そのことがさっちゃんを一層かわいくしてるんだと思った。