Signs Of Love【クリスマス短編】
さっちゃんと別れて事務所に戻ろうと廊下を歩いていると。
「三崎は今日のイヴどうすんの?」
曲がり角に差し掛かったところで、男の人の声が聞こえてきた。
角を曲がったところは自販機が置いてあって、ちょっとした休憩スペースになっている。
多分、この声は同じ広報課で先輩と同期の人。
えっ?!ていうか、三崎って、先輩??
先輩がそこにいるの??
「俺?俺は、まあ…」
聞こえてきた声にあたしの心臓はドッキン…って高鳴る。
やっぱり先輩だ。
『まあ…』なんなの?
思いがけないところで、先輩の今日のイブの予定をゲットできそうで。
あたしの鼓動はドクドクと波打ち始める。