Vrai Amour~美空の場合~
「でも、年齢差で言ったら美空だって14歳差じゃない」

「そ、そっか」

斗真さんが若いから全然気がつかなかった・・・・

「ちなみに陸は22だから」

「年下!?」

「うん。そんな驚く?」

びっくりした。

美桜は昔から結構気が強いほうだから、大人の人のほうがいいんじゃないかと思ってたから・・・・

「それともうひとつ」

美桜が強引に私の手を取って何かを乗せた。

「お守り・・・?」

「お母さんから」

よく見るとそれは安産のお守りで、お母さんが私たちを産むときにも祈願に行ったという神社のものだった。

「お母さん・・・」

お母さんにされたことは許せるようなことではなかったけど・・・・

でも、今一人ぼっちで暮らしているお母さんを想うと少しだけかわいそうな気がした。
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