仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「先生、冷たいっ!!
早くどうにかしてください。」

っと言うとやっとキスするように
取ってくれた。

「やっぱり、感覚が研ぎ澄まされてる
みたいだね。
花菜。そういえば、このアバクロ
借り物だったよね?」


先生は意味深なことを言って
今度は鎖骨を何かで触れた。

「これは今何で触ってると思う?」

聞かれても、何かの動物の毛のような
感じがしたけど、背筋がゾクゾクとして
それ以上のことなんて考えられなかった。

「花菜の鎖骨は綺麗だよね。」

っと先生の指らしきものが私の鎖骨を
撫で上げた。

「やっ…。」

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