仕事上手(?)で恋愛下手(!)
このホテルに入った時から、
私にとってアウェーだったけど、
先生にとってはホームみたいなところ
だったんだろうな。

なんて考えてしまった。

(それにしても、気持ちいい)

ゆっくりとバスタブに浸かった。
最近、仕事も立て込んでいたから
こんな風にゆっくりお風呂に
入るのも久しぶりだった。

(先生に感謝しなくちゃなぁ。
こんな機会をもらったんだもん。)

なんて考えていると、
バスルームの電気がふっと
消えた。

「どうしたんだろ…。」

確認してみようと、
バスタブから立ち上がると
バスルームのドアが開いた音がした。

(まさか…。)

嫌な予感は的中した。

(ほんとのドSだ…。)

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