仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「あっ。」

病院まで歩こうと出口から外を見ると
大粒の雪が降っていた。
まだ降り始めで積ってはいなかった。

特に風も吹いていないのに
雪はひらひらと不規則地面へ舞い降りていた。

思わず外に出て、空を見上げ
雪が降っている様子を眺めていると、

自分がスノードームの中に入ったら
こんな景色を眺めるんじゃないかと
思ってしまうほどに綺麗だった。

いつの間にか足元に落ちては
消えていた雪は徐々に徐々に
白く白く足跡が分かるほどにまで
積もっていた。


「おいっ。」

ぼぉっと雪が降っている様子を眺めていた私に
誰かが声を掛けてきた。

「おいってば、西村!!」
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