仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「ありがとう、奈南。

永住するわけでもないし、オーストラリア人と
結婚するわけでもないからさ…。」

っとフォローにならないフォローをした。

「てかさ、それより花菜。
さっきの話よ。さっきの話。

陽希君と別れちゃったの?」

私は奈南のストレートな言い方が好きだ。
私達はお互いに余計な気を使わないし、
立ち入り過ぎることもしない。

そんな距離感がとても居心地が良いのだ。

「別れたって…。
付き合ってないからね~。」

いつの間にか私はビールから今日は
仕事納めだから、と自分に日本酒を解禁して
冷酒で飲んでいた。

「まぁ、そうだろうけど…。
それで良かったの?
楽しかったんでしょ?」

っと奈南は私の指摘されて痛い部分を
ぐりぐりと突いてきた。























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