仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「コーヒーくらい入れますよ。
ペーパードリップで良ければ・・・。
でも、二次会も急がなきゃ
いけないですよね?」

どうしたら良いかなぁなんて
悩んでいると、

「折角コーヒー入れてくれるのに
断らないよ。
二次会は別に花菜さん送って
コーヒー飲んだ後だって
良いんだから。」

といつもの優しい調子で言ってくれた。

「二次会はどうなってるかなぁ。」

呟くように言うと、

「俺らがいなくたってちゃんと楽しんでるでしょ。」

と、高羽さんが星空を見ながら言った。
私もつられて空を見ると、あまりの美しさに驚いてしまった。

「…きれい。」

寒くなる度に空は高くなって、
星はきれいに輝いている。
誰かと一緒にみる星空は一人で
見るときとはやっぱり違って見えた。

もうちょっと手をつないで一緒に
歩きたかったけど、あっと言う間に
アパートの前に着いてしまった。



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