仕事上手(?)で恋愛下手(!)
こっそり近付いてその女性の様子を
確認すると、明らかに他の患者さんとは
異なっていた。
「ずっとうちの病院の患者さん?」
私はこっそり由希ちゃんに確認した。
「カルテ確認したら3年前に
膝の痛みで受診して、それから
ちょっと通っていて、
2年前からぱったりだったんだけど、
昨日いきなり来て、予約してるはずだって言い張って・・・。」
その女性は、もう冬だというのに
薄手の長袖のカーディガン一枚に
夏物のズボンをはいて、靴はつっかけ
だった。
(ちゃんと生活できているのかしら。)
「もちろん、予約はなかった?」
由希ちゃんとその女性の顔を見ながら確認する。
「それで、今日取りあえず整形の予約
入れてあげて、午後2時に来てねって
伝えたんだけど朝一番で来て
あの状況なの。」
私はちょっと考えて、
「整形の外来ってことは・・・。」
「大和くん。」
(お前は彼女か?)
その語尾にハートマークが付きそうな
位可愛い声で由希ちゃんが言った。
「取りあえず、ちょっと話をして
一緒に診察室入るようにする。」
っと由希ちゃんに言うと
「由希行ってももいいけど・・・。」
と患者さんのためではなく、
私利私欲丸見えな感じで言った。
「取り敢えず社会福祉士か
精神保健福祉士、または正看護師か
保健師の資格取ったら代わってあげる。」
と言い放つと、
「花菜ちゃんの意地悪!!」
っと顔を膨らませてカウンターの中に戻っていってしまった。
確認すると、明らかに他の患者さんとは
異なっていた。
「ずっとうちの病院の患者さん?」
私はこっそり由希ちゃんに確認した。
「カルテ確認したら3年前に
膝の痛みで受診して、それから
ちょっと通っていて、
2年前からぱったりだったんだけど、
昨日いきなり来て、予約してるはずだって言い張って・・・。」
その女性は、もう冬だというのに
薄手の長袖のカーディガン一枚に
夏物のズボンをはいて、靴はつっかけ
だった。
(ちゃんと生活できているのかしら。)
「もちろん、予約はなかった?」
由希ちゃんとその女性の顔を見ながら確認する。
「それで、今日取りあえず整形の予約
入れてあげて、午後2時に来てねって
伝えたんだけど朝一番で来て
あの状況なの。」
私はちょっと考えて、
「整形の外来ってことは・・・。」
「大和くん。」
(お前は彼女か?)
その語尾にハートマークが付きそうな
位可愛い声で由希ちゃんが言った。
「取りあえず、ちょっと話をして
一緒に診察室入るようにする。」
っと由希ちゃんに言うと
「由希行ってももいいけど・・・。」
と患者さんのためではなく、
私利私欲丸見えな感じで言った。
「取り敢えず社会福祉士か
精神保健福祉士、または正看護師か
保健師の資格取ったら代わってあげる。」
と言い放つと、
「花菜ちゃんの意地悪!!」
っと顔を膨らませてカウンターの中に戻っていってしまった。