仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「杉本さん、どうぞ~。」

中待合室に絢子さんを呼ぶナースの
声は聞き覚えのある声だった。

「にっ。西村。」

(やっぱり。柏木だ。)

「おかあさん。
この人男の人だけど看護婦さんだから
今、身体で具合悪いとこお話し
して下さい。」

っと言うと、絢子さんは
柏木に向かって今の身体の状況を
切々と話した。



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