仕事上手(?)で恋愛下手(!)
私は脳内で色々な考えと可能性を
巡らせた。

夕方遅くなってしまったこともあったので、絢子さんに了解を取り
ご兄弟に連絡を入れて迎えに来て
もらうことになった。

電話で話したご兄弟は優しそうな感じの印象であったため、
私は何となくほっとした。

「ありがとね、お姉ちゃん。
何から何までやってもらって。
今度うちの方来たら寄ってって。
お茶位出すからね。」

ご兄弟が来て安心したのか、
帰り際の絢子さんには穏やかな笑顔が
あった。

私はご兄弟へ昨日からの状況を伝え、
整形のドクターも必要であれば
紹介状を書くほどの状況であることを
伝えた。

そして、週明けに一度役所の方へ
一緒に相談しに行くこととなった。
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