同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
 “離れろ”って……

 というか、この声は……


 パッと目を開くと、至近距離で私を睨む冬の顔があった。


「何で冬がここにいるのよ?」


「逆に聞くけど、秋姉は“ここ”をどこだと思ってるのよ?」


「へ? ここはホ……」


 “ホテルじゃないの?”と言いそうになり、私は慌てて口を閉じた。ここはホテルじゃないって、気付いたし。


「そ。残念ながらホテルじゃなくて、あたし達の部屋。ちなみにベッドはあたしの!」


 うー、ホテルの件、ばれてるし……


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