同居人の秘密~瞳の魔法に魅せられて~
 綺麗な顔……

 私は、この顔に惹かれてるのだろうか……
 それも確かにあると思う。でも、それだけじゃないと思う。知れば知るほど、どんどん好きになってく。後戻り出来ないくらいに。


 こんな謎の多い、女好きで、不真面目な男に、なんで私はこんなにも惹かれるんだろう……


「陸、起きて?」


 そう声を掛けながら陸の肩を揺らすと、ゆっくりと陸は目を開き、不思議な色をした瞳が、私の顔を捉えた。


「秋……?」


「ごめん、起こしちゃ……きゃっ」


 陸の手がスッと伸びたかと思うと、一瞬の内に私は抱き寄せられてしまった。


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